木のぬくもりを大切にした注文住宅　久喜市鷲宮の株式会社白石建設

高気密、高断熱の現代の家こそ、何千年も人と身近に接してきた自然素材、木と漆喰を使うべきです。
木に手で触れて温かいということは、手の熱が木に伝わりにくいということ、言い換えれば、木は手の熱を奪わないという事。木のやさしやは、木の優れた断熱性を物語っています。
室内の湿度が高い時に木が湿気を吸い、室内の乾燥が進むと、水分を室内に放出するこの水分の出入りをみて、木は呼吸するというのでしょう。

建てた人の誇りとなり、住む人に心の豊かさや安らぎ、喜びや愉しみを感じさせてくれるでしょう。

木の家づくりにあたり、施主様のこだわり「合板を使わない」天然木質繊維の自然素材、セルロースファイバー。人体への影響の少なく、防虫、結露防止、防音効果に優れた断熱材を使用しました。

装料はチャフオール（ホタテパウダー）をローラー塗装・・・毎週土日にかけて施主様が仕上げました。
空気中に放散さらた有害化学物質を吸着、分解し快適な空間を作ってくれます。
施主様と業者で毎週打ち合わせを繰り返し、予定より工期がかかりましたが、質感の心地良さと、天窓から差す光の明るさを感じる家に仕上がったと自負しております。

素足で走っても気持ちが良く、空気の綺麗な環境の下で子育てしたいという若いご夫婦の希望の家です。
石油化学製品のあふれている現代。シックハウス症候群の原因とする接着剤、ホルムアルデヒドを使 用している合板を使わない家づくり。
人間の健康と命を守るため、機密性が高まっている今の建物こそ、自然素材、木と漆喰を使うべきです。

「ひのき」「すぎ」の魅力は、何といっても、品の良さと、丈夫さ、そして薫りです。
私達は、木の魅力を引き出すため、伐採製材後の未乾燥材を安価で仕入れ、下小屋で長い時間をかけて薫りが逃げぬ様、天然自然乾燥させて使用しています。
この家は真壁（柱が化粧として見える）つくりに漆喰の白が品良く表現されつつも随所に「モダン」な彩りが施され、棟梁の遊び心がうかがえます。
小さなころから、天然木材に触れ、自然を感じることができる環境は、子供たちにとっても、家族にとっても大切な空間として感じる家に仕上がりました。