萌☆輪ぴっく
17/03/27
今年の「萌☆輪ぴっく」、ひとつ大きな懸念がありました。
それは大洗の「海楽フェスタ」とまともに日程が被ること。例えていえば土師祭と同日にイベントやるようなものですからね。
さて当日。
朝方こそ昨年より若干参加者少ないかな?と思ったものの、途中参加者がけっこう多くて競技のたびにチームメンバーが増えているような感じでした。ゼッケンつけている人もいて、マラソン走り終わって合流という人も少なくなかったようです。
改めて、「萌☆輪ぴっく」への根強い支持を感じたのでした。
会場に着いてまず目に付いたのは、新たに登場した「萌☆輪ぴっく」「武比奈まい」幟、そして高鉄棒!・・・のようなもの。
ついに「萌☆輪ぴっく」で体操競技でもやるのか?とか、「スクールウォーズ」のイソップ的に懸垂でもやるのか?とかいろいろ想像は膨らみますが、一体何に使うのか。
ちなみに近くで見てみると、正確には本来の高鉄棒ではなく、建設現場で使う足場の鉄パイプを組み合わせたようなようなもの。前日の夜に組み上げたのだとか。
今回の競技は
・50mハードル走
・ぶらさがりフレンズ
・ドン引き綱引き
・歌の名は。
・障害物競走
以上の5競技。
●50mハードル走
「萌☆輪ぴっく」定番競技です。
今回は何と現役のハードル走選手だという高校生も参加。スピードを落とすことなく次々とハードルをクリアしていく姿はさすが現役選手。
しかし現役選手といえど、アニメの名言を書いた紙を掲げて走るなんてことはしてないわけで、紙を落とすという痛恨のミス!
見た目の珍妙さとは裏腹にけっこう難易度は高かったりする「萌☆輪ぴっく」を象徴するような一幕でした。2走目ではきっちりリベンジしてくるあたりは現役選手のプライドをみましたが。
●ぶらさがりフレンズ
高鉄棒、ここで登場!
両チーム1対1の対決で、鉄棒にぶらさがってしりとりするという地味に体力勝負。
ちなみにスタート時は脚立で登ります。ジャンプで飛びつくとかだと始まる前に終了しそうな高さがありますので。
しりとりで気の利いた言葉が出ると、周囲から感嘆のどよめきが上がっていました。
●ドン引き綱引き
「萌☆輪ぴっく」横断幕にも使われている象徴的な定番競技。
今回は両チームの人数を合わせるために商工会青年部からも参加があったのですが、相手チームに現役の工務店主が入ると勝てる気がしない・・・。
で、やっぱりというか「ドン引き綱引き」始まって以来の一方的な結果に。
防御力重視でジーパン穿いてきてよかった・・・と心底思ったのでした。
●歌の名は。
ビーチフラッグとイントロクイズを組み合わせたような新競技です。
但し、フラッグに相当するのはリカちゃん人形で、リカちゃん争奪の勝者が解答権を得るというルールです。
歌はすべてアニソンのOP曲ですが、「響け!ユーフォニアム」だけは正解が出ず。
京アニ作品なのに・・・。
それにしても「ドカベン」を聴いたのは何年ぶりでしょうか。
●障害物競走
リカちゃん人形をリレーする定番競技ですが、最近は直前まで何をするかわからないルールなので、けっこうどきどきです。
第9走者で参戦したのですが、当たったのは「はじめてのおつかい」
まず指令の入った封筒を取りに行き、その指令を達成することがクリア条件です。
指令書に書かれていたのは、
「味覚の店 恭屋でオムライスを買い、完食せよ。」
で、千円札1枚同封。
物販テントに買いに行くわけですが、なんと行列。前に並んでいた人はオムライス3個+α買ってました。オムライスうまそうでしたからね。
さすがに時間がやばいということか、急遽餃子に変更の指示が。ようやく戻るとアンカー以外のメンバーが集まっていました。
パックのふたを開けた瞬間に6個中5個の餃子がチームメンバーの口へ。
事前には何も聞かされていなかったのですが、どうやら時間短縮のためルール変更が行われていたらしいです。一瞬で餃子が消える光景はなかなか呆気にとられました。
例年なら「いいから全員走りなさいよリレー」が最終競技になるのですが、今回は時間の都合か無し。その代わりコスプレ1/100ハーフマラソンにコスプレでない参加者も参加ということに。
久喜マラソンの最終ランナー通過後から交通規制解除までの間に走るのですが、待っている間に注目を集めていたのは仮面ライダー。仮面ライダーがカメラ構えてるのは、なかなかシュールでした。ライダーは走らなかったのですが、歩いている後姿が本物っぽいと評判でした。
そしてスタート。いやあ速い速い。皆コスプレのハンデを感じさせない走りで、ついて行くのもやっとです。
今年も(翌日筋肉痛になるレベルに)完全燃焼した「萌☆輪ぴっく」でした。
心残りがあるとすれば、恭屋のオムライスを食べ損なったことでしょうか。
(後で買いに行こうと思っていたら、物販の営業が終了してました・・・。)
つじどうりょう
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